⇒子どもプログラミング教室おすすめ13校を比較

リタリコワンダーvsヒューマンアカデミーロボット教室。両方体験して比較してみた。

ロボット教室最大手「ヒューマンアカデミーロボット教室」と子ども用IT×ものづくり教室「リタリコワンダー」。

どちらのロボットプログラミング教室も魅力的なので、どっちがよいか迷っている保護者のために比較してみました。

「ヒューマンアカデミーロボット教室」「リタリコワンダー」を比較

↑ロボット作りはこんな感じでおこないます。

プログラミングやロボット教室が急速に増えていき、子どもたちの習い事の選択肢としてあげられるようになりました。

実際、2013年ごろから現在まででプログラミング市場は約10倍以上になっており今後も拡大していく予測です。

これからロボット・プログラミング教室は、ピアノや水泳のように「習っておくと役に立つ習い事」として定着していくのではないでしょうか。

現在はそこまでのメジャーではないロボット・プログラミング教室ですが、教室数が急増中、そして様々なコースが選べるようになってきました。

そこで「私はプログラミングのことはよくわからないので、ロボット・プログラミング教室選びに悩む」というお母さんたちも多いと聞きます。

習うのは子どもですが、子どもが学びやすいロボット・プログラミング教室を情報を収集して選ぶのは親のつとめですよね。

そこで人気の高いロボット・プログラミング教室の「ヒューマンアカデミーロボット教室」と子ども用IT×ものづくり教室「リタリコワンダー」を比較してみます。

さらに、教室を選ぶ時に参考になるポイントもまとめました。

子どもも親も納得がいくロボット・プログラミング教室を見つけられるよう参考になさってください!

ヒューマンアカデミーロボット教室のまとめ

ヒューマンアカデミーロボット教室の体験授業で使ったテキスト

ヒューマンアカデミーは、子供から大人までの様々な学びを提供している会社です。

店舗型はもちろんのことオンライン上などでも講座があり、国内では最大級の規模で展開しています。

そのヒューマンアカデミーでは、「こどもプログラミング教室」と「ロボット教室」の2つがあります。

今回は、ロボット教室の中でも国内最大規模とも言える1400教室以上あるこどもロボット教室を取りあげます。

教室数が多いので、自宅から近い教室を探しやすいのが魅力の1つです。

年齢と習熟度から選べる5つのコース

・ プライマリーコース 対象年齢:5歳〜小学校低学年(1年間)
・ ベーシックコース 対象年齢:小学3年生くらいまで(1年6ヶ月)
・ ミドルコース 対象年齢:小学校中学年、ベーシックコース終了の子(1年6ヶ月)
・ アドバンスコース 対象年齢:ミドルコース終了の子の発展コース(2年間)
・ ロボティクスプロフェッサーコース 対象年齢:小学校高学年〜中学生向けの専門コース

教材はオリジナル教材です。作って壊しして、恐竜・動物・車…いろんな形のロボットが作れます。

ロボットを組み立てることからスタートするので、プログラミングはミドルコースに進んでから学びます。

メリットは料金が安いけど充実した授業内容

テキストを読んで組み立て作業をする女の子

テキストを基本に月2回で完結して、しっかりとステップアップしていくスタイルの授業です。

子どもに非常にわかりやすく工夫されているテキストは月単位で購入していきます。

習い事で不安なのは、お金をかけるからにはしっかりと子どもに成果が出るのかというのが親として気になるところです。

ヒューマンアカデミーロボット教室では、習熟度別にクラスがレベルアップできるシステムです。

ただ習っているという状態に陥ることなく、着実に学習するプログラムが用意されていて頑張れば専門知識を学ことのできるのが利点です。

ロボット教室の中でも、料金もリーズナブルです。

デメリットは先生の質が一定ではないこと

日本国内で1400教室もあるヒューマンアカデミーのロボット教室は、フランチャイズとして展開している為に教室数が非常に拡大しているのです。

教室数が多い為に自宅の近くを探しやすいというメリットがある一方で、不安点もあります。

子どもロボット教室の内容は統一されていますが、各教室によって先生の質は一定ではないことも確かです。

実際に体験授業をうけて教室や先生の雰囲気をチェックすることをおすすめします。

また、しっかりとテキストが組まれているので、オリジナルなものをどんどんと想像していきたい子には少し退屈な部分がある可能性があります。

入会金・授業料・教材費

・ 入会金 10,000円 税抜
・ 授業料 月2回 10,500円 税抜
・ ロボット 30,780円 税込

フランチャイズ教室は、各教室で施設費などが異なります。
詳しくは各教室にお問い合わせください。

⇒ヒューマンアカデミーの口コミをもっと見る

リタリコワンダーのまとめ

北区にあるLITALICOワンダー赤羽校

子ども用IT×ものづくり教室の「リタリコワンダー」は、株式会社LITALICO(りたりこ)が運営しています。

学習塾や幼児教室の運営事業をはじめ、発達障害児への支援をしている企業なのです。

またその保護者に対して「LITALICO発達ナビ」というポータルサイトを運営し、人と障害の壁をなくすビジョンを掲げています。

リタリコワンダーは、ヒューマンアカデミーロボット教室と比較すると、勉強をしっかりきっちりやっていくスタンスではなく、一人一人の個性を活かしていく自由度の高いスタイルの学びが特徴です。

「ロボットを作る」「プログラミングでゲーム」4つのコース

・ ゲーム&アプリプログラミングコース 対象年齢:小学1年生〜高校生
・ ロボットクリエイトコース 対象年齢:年長~小学3年生
・ ロボットテクニカルコース 対象年齢:小学3年生~高校生
・ デジタルファブリケーションコース 対象年齢:小学1年生~高校生

プログラミングを学んでゲームやアプリを作るコース(ロボットは作りません)

レゴのロボットキットを使ってロボットプログラミングを学ぶコースが学年別に2つ

最新の3Dプロリンターを使ってものづくりをするコース(他の教室ではみかけない珍しい内容)

例えば、ロボットを作るコースに入学したけど「やっぱりプログラミングでゲームを作ってみたい」と子どもが言い出した場合、コース変更できます。

メリットは自由度が高いカリキュラム

北区赤羽駅近くのロボットプログラミング教室n体験授業に参加した兄弟

リタリコワンダーの最大の特徴は、自由な授業スタイルです。

大まかな課題はあるものの、テキスト主体ではなく子どもやりたいところを伸ばすというやり方です。

リタリコワンダーは全ての教室が直営で運営されています。

子ども4人に対して1人の先生がつき、さらに先生以外にもサポートしてくれる先生が1人付いています。

専門的な知識をきっちりと身に着けてステップアップしていくというのではなく、

ロボットやプログラミングを通して一人一人の好奇心や好きなものを自由に伸ばしていけるのです。

教室はカラフルな色合いでコーディネートされ、机も自由な形でレイアウトされています。子どもたちが楽しく学べる環境づくりにも徹底しています。

デメリットは月謝が高く、教室数が少ないこと

子どもに合わせた授業スタイルのため、その子によっては進み具合は異なる可能性があります。

きっちりと段階を踏んでステップアップするのを目標としてる場合は少し方向性が違うかもしれません。

月謝は決して安いと言えず、ロボットテクニカルコースでは6万円の出費となる為、親としても検討が必要です。

年々増えている傾向にありますが全てが直営のため、店舗数が少なく駅からもやや遠いイメージがあります。

入会金・授業料・教材費

リタリコワンダー赤羽校のデジタルファブリケーションコースのテキスト

・ 入会金 15,000円 税抜
・ 授業料 月2回 11,000円 税抜 / 月4回 18,000円 税抜
・ 教材費 月2回 1,000円 税抜 / 月4回 2,000円 税抜
・ 維持費 1,500円 税抜

ロボットテクニカルコースの場合に最初にロボットを購入する代金が発生します
・ ロボット 約 60,000円

⇒リタリコワンダーの体験授業の詳細はこちら

【子どもの性格別】相性が良いのはどっちの教室?

いろんな性格の子ども・小学生

実際に2つの教室を体験した経験から、子どもの性格にどちらの教室が相性が良いか比較していきます。

子どもの性格:引っ込み思案

  • 引っ込み思案・人見知り・1人だと不安
  •  こだわりが強い・同じものごとを何回も繰り返す
  •  そわそわ 落ち着きがない

こちらの性格の子におすすめなのは、LITALICOワンダーです。

特に新しい物事や場所や人などに、怯えてしまう子の場合には先生たちのフォローが必要です。

リタリコワンダーの場合には子ども4人に対して1人の先生が付いてくれる安心体制です。

さらに、こだわりが強い子や同じ物事を何回も繰り返したい子には、ヒューマンアカデミーのテキストをしっかりとこなしていく授業よりも、一人一人がやりたいことを重視してくれるリタリコワンダーの方が相性が良いかもしれません。

そわそわしてしまったり落ち着きがない性格の子にはじっと椅子に座ってること自体がストレスになることもあります。

リタリコワンダーでは、「ちゃんと椅子に座って授業をうけなさい」というルールはありません。

その子が学びたい形で学ばせてくれるので、まずは体験授業で確かめてみると良いでしょう。

子ども性格:コツコツ取り組む

  • コツコツと何かを1人で取り組むのが好き
  •  いろんなことを知りたい好奇心旺盛
  •  引っ込み思案・人見知り

1人でコツコツと集中して取り組むタイプの子は、ヒューマンアカデミーのこどもロボット教室の授業スタイルは良いのではないでしょうか。

授業ではテキストを見ながら、個人のスピードでどんどん進めていけるからです。

さらに、好奇心旺盛なお子さんは専門的な知識も知りたいと思うようになった時に、専門的なクラスへのレベルアップすることができるので長く続けていける魅力があります。

人見知りなタイプの子にも、黙々と作業するので頑張って人と話さなければいけないなどのプレッシャーはないように思います。

ただ、テキストを自分で解読して進めていくので、わからないところを先生に聞けないままになってしまっては困るところです。

先生に子どもの様子などをとりあえるミニュケーションがある教室であるかも親はチェックしたいですね。

ロボット・プログラミング教室選びに迷ったら3つのチェック項目

ヒューマンアカデミーロボット教室かLITALICOワンダーの比較。どっちがおすすめ?

「ヒューマンアカデミーロボット教室」も「リタリコワンダー」もどちらも素敵なロボット・プログラミング教室です。

それぞれの特徴を見てどちらの教室に通っても、子どもが良い学びを手に入れてくるのだろうなと想像してしまいます。

それでもロボット・プログラミング教室選びに迷っている場合に、この3つの項目をもう一度考えてみましょう。

  • 教室の場所は通いやすくて安全か?
  • 月謝や教材費は妥当なのか?
  • 子どもの性格とあっているのか?

もちろん子どもが行きたいと思う教室に通わせることが、本人のモチベーションともに大切なことかもしれません。

しかし子どもの意見を尊重しながらも、親は子どもの学びの環境をしっかり見極めることも重要ですよね。

送り迎えが可能な保護者の場合には心配がないですが、子ども1人で通う場合に距離はもちろん雨の日なども安全な経路があるかなど調べておくことが必要です。

子どもが不安にならずに通えることが、継続することにもつながりますよね。

そして、ロボット・プログラミング教室は決して安い習い事ではありません。

ロボット代は初期に払うので、もしも合わずに辞めると3万〜6万円を無駄にしてしまう可能性があります。

無駄にならないためにも、子どもの性格にマッチしているかが大切です。

この3つのポイントを踏まえてロボット・プログラミング教室の選択肢が複数あるなら、実際に体験授業に行って比較を行うこうと良いでしょう。

⇒ロボット教室の体験レポート