ユウちゃんの通っている「ヒューマンアカデミーロボット教室」では、2019年8月からミドルコースがリニューアルされます。
今までのヒューマンアカデミーロボット教室のミドルコースは?
今までのミドルコースは「ベーシックコースよりも複雑な構造でさらに面白い動きをするロボットを作れる」ものでした。
テキストの組み立て図解用の写真が少なくなり、もっと自分で観察して考える部分が増えてきたり、設問の回答法に記述式が増え、自分の考えを「きちんと文章にして論理的に説明したりする練習も入ってきます。
改造アレンジも「なんとなく」ではなく目的意識を持っておこない、空間認識能力をさらに養う内容となっています。
上記のように、今までの「ヒューマンアカデミーロボット教室」はロボットをつくることに重点を置いていたのですが、リニューアルではプログラミング要素も入ってくるようです。
新ミドルコースはどんな点がリニューアル?
今までは、アドバンスコースまでいかないとタブレットでのプログラミングは入ってきていませんでしたが、ミドルコースでもタブレットを使った「ビジュアル・プログラミング」が学習内容に加わります。
アドバンスコースの内容をミドルコースにも前倒しで少しもってきた印象です。
「ビジュアル・プログラミング」とは、文字入力が不要なソフトウェア「アドプログラマー」をタブレットに入れて使うことで、パソコンがなくても直感的にプログラムを組むことができるものです。
コーディングの必要がなく、タッチ操作でアプリ上のプログラミングブロックをつなぎ合わせていくので直感的にプログラミングを学習でき、小学校中学年程度にもわかりやすい内容になっています。
仮説と検証を繰り返しながら自分が意図する一連の動きさせていく「プログラミング的思考」や問題解決力を養う意図はどのコースにも通じている考えです。
ロボットの組み立てのほうも、センサーといった入力系、マイコンでの制御、モーターという出力系の部品が揃うことで、より複雑な動きができるようになり、アレンジ回では自分だけのロボットを組み立てられます。
ロボットの心臓にあたるマイコンブロックが小型化されたことで、さらに自由な発想で組み立てることができるようになったそうです。
組み立ての仕組みを確認しながら何度も繰り返して制作することでロボット工学の基礎を学びます
ロボットの組み立て方と、プログラミングによる命令の組み合わせで試行錯誤ができる仕組みになっており、同時に取り組むことで、ハードウェアとソフトウェアの考え方が統合的に学べます。
ゆうちゃんはどちらかというと「ロボットづくり」より「プログラミング」の方に興味を示していたので、両方が一度に習えるようになるのはありがたいことです。
ロボットクリエイターの高橋智隆氏が監修しているところは変わりません。
ミドルコースの概要
対象:小学校中学年(3年生)以上、もしくはベーシック修了生が受講できます。
受講期間は18ヵ月。
授業時間は今まで通り、90分×月2回
授業料はベーシックコースと同じ9000円に教材費500円プラス消費税で10260円ですが、進級時には別途、教材費が18,000円かかります。
マイコンブロックや音センサーなどが追加されるほか、プログラミング用のタブレット代のようです。
ヒューマンアカデミーでは、独立して「プログラミング」の教室もあるのですが、やはり両方を一緒に習えるほうが子どもにも楽しく、親にもお得感があります。
自分で組み立てた愛着あるロボットに、タブレットで作成した自分のプログラムが実際に反映されることで、子どもたちはもっともっとワクワクするでしょうね。
夏休みから始める習い事にピッタリですよー。