ヒューマンアカデミーロボット教室はコース別になっていますが、無学年学習です。
何年生はこのコース、みたいなのは決まっていません。
まったく自由に選べるわけではないのですが、先生と相談すれば臨機応変に対応していただけるのかと。
自動車の形をしたロボット「う王さ王」
ヒューマンアカデミーのロボット教室に通うこと1年と5ヵ月目のゆうちゃん。
今回のロボットは「ぶつかりロボット う王さ王」です。
ユウちゃん
自動車にアームがついたような形で、アームが壁につくと自動的に反対側に動きだすロボットです。
1回目の本日はまず、アームをつける前の自動車部分までを組み立てました。
⇒子どもの考える力が身に付く習い事、改造するってやばいくらい面白い
まずは自分の手で操縦し、そして……
お迎えに行くと、ゆうちゃんは床で自動車を動かして遊んでいました。
ママ
ユウちゃん
いつもは組み立てに結構時間がかかって、持ち帰ってやることもあるのですが、今回は時間があまるくらいだったそうです。
組み立てた自動車は、スイッチを動かして右や左に動かしたり止まったりさせます。
手でスイッチを切り替えて上手に動かせるようになったら、「手を使わずに」スイッチを切り替えていくのだとか。
そこで、先生はユウちゃんたちに「どうしたらできるか、自分で考えてみて」とおっしゃったのだそうです。
なので、ユウちゃんはしばらく「んんんーーーー??」と考えてみたのですが全然わからなかったので、考えることをやめて遊んでいたのだそうです。
ユウちゃん
まぁ、そうでしょうね。
ユウちゃん
あ、これはアレンジなんだ。
ショベルカーっぽくしたいのかと思ったら、階段なのね。
ユウちゃん
う…うん。よくできているけど、先生に訊かれた内容を考えてくれるほうが母は嬉しいな。
蛇足という言葉が思わず浮かびました。言わないけど。
⇒習い事で科学する!身近なすべてが理科の教材。ロボット製作のポイントは『重心』。
ヒントとして電流の流れる方向が絵で解説されていました
テキストでは、スイッチを入れる方向によってモーターの回る向きが変わることを観察させたり、電気の流れる方向によって自動車が動く向きが違うことを図解したりしているコーナーがありました。
でも、ユウちゃんは「電流に向きがある」ということが実感としてわからないため、
「スイッチの左右を変える」と「車の動く向きが変わる」ということはわかっても、それが「電流の向きが違うから」だというところにはたどりつきませんでした。
テキストには回路図の元になりそうな絵が描かれ、きちんと解説もされていますが、いまひとつピンとはこないようです。
小学校では1・2年生の間は「理科」がなく、理科と社会の知識をまとめたような「せいかつ」という学科になっています。
教科としての「理科」は小学3年生からで、乾電池を使って豆電球を点灯させて、「灯りのつくつなぎ方」や「灯りがつくもの、つかないもの」などを学びます。
小4では豆電球やモーターなどをつかって乾電池や光電池の働きを調べることで電気の働きについて考え、5年生で電磁石、6年生で手回し発電機などを習います。
現状で小1のユウちゃんに理解できるのは「電流は電気のこと」「電気はロボットとか電子レンジとかテレビとかスマホとかたまごっちとかを動かすためのもの」ということまでです。
でもそれでいいかなと母は思いました。
「見たことがある」「なんか、前に習ったことがあるかも」という感覚を持つことで、学校で習い始めたときに苦手意識なく学習に取り組めると思うからです。
今、全部を理解できなくても、理解するための情報を貯めていっている…という感じでしょうか。
これは学年を問わずに学ぶ(無学年学習)、習い事ならではの良さだと思います。
現状で小3以上の学年のお子さんは学校で習うこととロボット教室で習うことがリンクしてより理解が進むことでしょう。
アレンジも進めやすいと思います。
発想力を鍛える習い事「ロボット教室」未知の世界に足を踏み入れた子供!
そして次回のロボットは
次回は、「ぶつかりロボット う王さ王」のアレンジ回です。
この土台のロボットにアームをつけていきます。
「手の切り替えなし」でちゃんと動く方法とはどんなものなのでしょう。
実は、母にもわかっていません。答え合わせが楽しみです。