ヒューマンアカデミーのロボット教室に通うこと1年と3ヵ月目のユウちゃん。
ユウちゃん
今回のロボットは「どすこい!横綱ロボ」。
ポイントはスムーズな2足歩行のためのバランスや足運びかと思うのですが、ユウちゃんは上手にできたのでしょうか。
動かなくなったロボをちょちょいと修正、問題解決能力がすごい
ヒューマンアカデミーロボット教室のお迎えに行くと、ユウちゃんは余裕で学習まんがを読んで待っていました。
「もう全部できたの?」と訊くと
ユウちゃん
できあがって待っていることなど滅多にないので、「ユウちゃんがよくできた」というより、余程簡単だったのかなと思ったほどでした。
家に帰って、どんな動きをするのか気になった母は、ロボのスイッチを入れてみました。
するとモーターは回るものの「ウィンウィンウィン」と、どこかで空回りしている音がしてきます。
「あれ?動かないよ」と言うと
「ちょっと貸して」とユウちゃんはロボットと手に取り、テキパキとバラシしていきました。
「え……そんなに壊して大丈夫?」と母が心配しても
ユウちゃん
と動じないユウちゃん。
「あ、このピニオンギアとベベルギアが外れてしまってるからや」と言うと、さっさとそれを嚙み合わせなおし、テキストも見ずに再組み立てをしていきます。
「こんなの簡単だよ」いわんばかりのスピードで、まるで頭に組み立て方が入っているかのような迷いのない組み立てをするユウちゃんに、母は見とれるばかり。(親バカ)
ママ
どこが間違っているのかどう壊れているのか
問題点だと思ったところを修正してフタを閉じ、もう一度スイッチを押してみました。
すると、フタをする前には噛み合って回っていたギアが、また「ウィンウィンウィン……」と、先ほどと同じ空回りの音をたて……ロボットは動きませんでした。
「んーーー……」としばらくロボットをじっと見つめていたユウちゃん。
「あ、そうか。フタのあと、腕をつけ直すときに1つ穴を間違えたからギアのところを押しちゃったんだ」
というと、先ほどと同じようにもう一度バラして組み立て直し、今度は慎重に間違わず腕を付けました。
すると…
「どすこい」というように腕を前に押し出しながら、ゆっくりとロボットが前進しました。
ユウちゃん
ちょっと“ドヤ顔”のユウちゃん。
自分で間違っている場所を見つけたこともひとりで再組み立てができたことも誇らしげです。
⇒STEAM教育の習い事の効果、子どもの成長を実感した母の思い。
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問題解決には落ち着いて観察し考える姿勢が必要
今日のようなことがあったとき、以前のユウちゃんなら
「なんでー!なんで、ちゃんと組み立てたのに動かないのー!!」
と、かんしゃくを起こしていたことでしょう。
でも、今日のユウちゃんは
“動かないのはどこかに不具合があるから。それを直せば必ず動く”
と、確信があるかのように静かで思慮深い態度でロボットを観察していました。
ヒューマンアカデミーロボット教室に通わせている理由のひとつに「問題解決力を身につけてほしい」という願いがあります。
「何が問題か」を見抜く観察眼と冷静さ、「どうすればその問題が解決するか」という思考力と試行錯誤にめげないメンタルを身につけてほしいのです。
小学1年生には求めすぎかと思っていましたが、意外や意外。知らぬ間に問題解決力が身についているではありませんか。
教室で日々、「あーでもない。こーでもない」とトライアンドエラーを繰り返しているのが力になってきているのでしょうか。
ついこの間まで「できないー。ママー、一緒に組み立てて~」と言っていたのに、自分で解決してドヤ顔をするほどになるとは。
ママ
そして次回のロボット教室では
今回の「横綱ロボ」のアレンジ回です。
2足歩行ロボなので「いかに歩くか」に対しての工夫と、「横綱」なので「いかに勝つか」(倒れずにバランスを保つか)がポイントになりそうです。
ユウちゃんは、安定感のあるロボットアレンジができるでしょうか。
あわせて読みたい次回、ロボット教室は試行錯誤の連続。だから精神力を鍛えられる習い事なのです。
ママ