ヒューマンアカデミーのロボット教室に通うこと1年と4ヵ月目のユウちゃん。
ユウちゃん
今回のロボットは「愛犬ロボット リトルドッグ」。
このロボットは第4回ヒューマンアカデミーロボット教室全国大会アイデアコンテストベーシックコースにおいて「シャープ特別賞」に選ばれた、当時小学2年生の男の子の作品「ロボ犬」をベースに、教材として改造されたものだそうです。
小学2年生……ロボット教室に通い始めた年長さんの頃には、とても先のことのように思っていましたが……ユウちゃんもあと1ヵ月半で小学2年生。
しっかりはしてきたものの、コンテストに出場できるほどになれるかは微妙です。
今回はユウちゃんとの復習にトヨタ式なぜなせ5回法を取り入れました。
好きだけど先送りにする心境とは?
今回も悪びれずに「できなかったからお家でママも手伝って」と言いながら帰ってきたユウちゃん。
終わった時は「帰ったらすぐに作っちゃおう」と言ってたのに、帰ったらテレビを見て、次の日は遊びに行って、学校から帰ったら学校の宿題があって……。
ママ
ユウちゃん
と先延ばし。
結局、「明日、ロボット教室の日だよ!」というギリギリまで先延ばしにしたのです。
決して「イヤ」というわけではないのに、のらりくらりと先延ばしにするのはなぜなんでしょうね。
ヤル気にムラがある時は母がハラハラしますが、ロボット教室自体は大好きなユウちゃんです。
⇒ロボット作りは小1には難しい。トライ&エラーで考える力が身に付く習い事
トヨタ式「なぜなぜ5回法」は小学生にも有効か?
次からはロボット教室の授業時間内で完結してきてほしいと思う母。
トヨタが工場で実施しているという事故原因の追求と再発防止のための方法をユウちゃんに試してみました。
それは、1つのトラブルに対し、なぜそれが起こったかを5回訊ねるというものです。
【トヨタ式なぜなぜ5回法★今回場合】
- なぜ時間通りにできなかったのか→ギアボックスを組み立てるのが難しかったから
- なぜギアボックスの組み立ては難しいのか→閉じようとしたらきちんと閉まらず壊れちゃったから
- なぜらきちんと閉まらなかったのか→中のギアをうまく噛ませることが難しかったから
- なぜギアをうまく噛ませることは難しいのか→ギアがズレたりするから
- なぜギアがずれるのか→ギアは左右で厚みの違いがあって、それを間違えてはめていたから
ママ
ユウちゃん
気づいてくれたなら良かった。
何回も「なんで?」と質問を続ける母に
「え……なんでって……」と答えに詰まりながらも必死に考えるユウちゃん。
ユウちゃん
今まで考えていなかったことに気づいて、改めて考えることが問題解決の糸口なのですね。
トヨタ式は実績があるとはいえ「なぜと5回問う」のはしつこいし、少し追い詰められる感じがするのですが、今回のユウちゃんには有効だったようです。
⇒小1でも小3以上の内容が学べる無学年学習が、のちのきっかけに
組み立てに「チャレンジ」が加わっている
ロボットを組み立てをしていると、テキストに初めての「チャレンジ!!」なるものを発見。
組み立て手順の説明がなく、できあがり写真だけが載っています。
空間図形が苦手だった母は「難しそうだな」と思いましたが、
ユウちゃん
ママ
ユウちゃん
ユウちゃんは、まるで某洗剤CMのアイドルのように、にこやかに勢いよく取り組んでいました。
できた!けど「脚動かない問題」発生……
組みあがり、電源を入れてみるものの、脚が動きません。
もしかして、電池がないかも?
そういえば1年以上同じ電池を使っているからそうかもしれません。電池を交換しました。
……動きません。
もしかして、脚の組み方が悪いんじゃないかな?
母娘であーでもないこーでもないとテキストを見直しながら修正を試みるも……結局原因は分かりませんでした。
ママ
ユウちゃん
次回、最初に尋ねることにして、組み立ては終了しました。
そして次回のロボット教室では
次回は、「愛犬ロボット リトルドッグ」のアレンジ回です。
脚の取り付け方がポイントだなとは思っていましたが、バランスを取る以前の問題でした。
まずは「スイッチ入れても脚が動かない問題」をクリアにしてもらいたいものです。
ユウちゃんと母で小1時間かかった難問(?)を先生はすぐに解けるのでしょうか??
ママ