ヒューマンアカデミーロボット教室に通うこと1年と1ヵ月目のユウちゃん。
ユウちゃん
今回のロボットは「馬型ロボット パカラー」です。
組み立てには相当慣れてきたはずなのですが、今回は「できてないよ」とのこと。
時間内にできない…、悪びれもせずそう言うユウちゃんに対しての母の想いは。
もくじ
なぜ、時間内にできないの?責める気持ちとがっかりする気持ち
幼稚園生時代は、時間内に組み立てが終わっていなくても「あ、そうなん?じゃあおうちでやろっか」とにこやかに言えた母でした。
しかし、今回は(内緒ですが。いやここで暴露していますが・笑)正直少しイラッとしました。
ママ
母ココロの声「なんで時間内にできてないのよ。もうできるハズやん。なんで先生は声掛けをしてくれないのよ」
家に帰り、どうして時間内にできなかったのかと訊いてみると、
「足を作るのにつかうタイヤからゴムを外していたら、ゴムを外すのが楽しくなってん」
それで外してはつけ直し、つけ直しては外して……を繰り返していたらしいのです。
「あとな、どんな足になるのかなぁって違う足も付けてみててん」
と、テキストに関係のない足をつけていたのだそうです。
それで1時間半も遊べるのか?と思うのですが、できていたのはテキストの3分の1程度でした。
先生としては、黙々と手を動かしているゆうちゃんを見て「やっている」ように見えたのでしょうか。
先へ進むようにという指示はなかったそうです。
母としては「もう1年も通っているし、小学生になって半年以上も経ったし、常に時間内に終われるように意欲をもってやってほしい!!」と思う気持ちが強くあります。
今回の場合は意欲がないわけではないけれど…興味の方向がズレています。
ママ
イライラ虫がでてきてしまうのです。
ただ…「まぁ、でも1年生だしなぁ。なんとなく遊んじゃう日もあるのかなぁ…」とあきらめのような気持ちもありました。
期待が高くなると、できなかったときに責めてしまいがち。
これは母の悪い部分だと自覚しています。今回はでてしまいましたが。
期待を持ちつつ、できないときも温かく見守れる母に……私は、なる!(希望・笑)
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「一緒にやって」という日は素直に
家に帰ってきてから「続きを作ったら」と声掛けをしても「うーん」と先送りし続けたユウちゃん。
結局、腰を上げたのは、次のロボット教室にいく前日でした。
「ママ―、一緒に組み立てて」と言うので、母は素直に手伝いました。
普段は何でも「自分でやる」というユウちゃんなので、甘えたい時もあるのかなぁ…と思って。
心に「責めない、責めない」と念仏を唱えながら見守ります。
組み立ての間違い探しも遊びの間違い探しも観察が大切
組み立ても終盤「さぁ、立たせよう」というときになって、パカラーがきちんと立ちません。
よく見ると足の長さが違います。パッと見では同じに見えたのですが、はめるところがひとつ、ずれていました。
じーーっとパーツを見比べて点検していく様子は、間違い探しのようだなぁと思いました。
たったひとつのズレが全体に影響を及ぼす。
注意深さと観察力が鍛えられていいなと思います。
完成させてみたらユーモラスな歩き方にふたりで爆笑
「パカラー」という名前なので、動かしたらパカランパカランと軽快に疾走してくれるイメージでした。
でも、動かしてみると非常にスローモー。
巨大怪獣が街を攻めてくるときの足取りのように、足を振り上げてはドシーン、振り上げてはドシーンと一歩ずつ踏みしめる感じでした。
それを見て、ユウちゃんも母もなぜか面白くなって爆笑。
ママ
ユウちゃん
ユウちゃんも同じことを思っていました。そのあと、
ユウちゃん
ママ
ユウちゃん
……と、ユウちゃんのごっこ遊びに突入していました。
一緒に遊んでいるうちに、「そうやんなぁ、まだまだ子どもやもんなぁ。ヤル気にもムラがあるよなぁ」と母はイラッとしたことを反省したのでした。
習い事をさせたら一定の成果がほしい。
でもその成果は、いつもわかりやすく目に見えるとは限らないのだと思いました。
親としては、ヤル気のある日もダレた日もコンスタントに支え続けるしかないのかなと、しみじみした回でした。
そして次回のロボットは
今回のパカラーのアレンジ回です。さて、どんなアレンジに??
ママ